このツールについて
RSUベスト・ESPP購入・売却の日付と株数を入力すると、AAPL株価とUSD/JPYレートを自動取得し、給与所得認定額・取得費・譲渡所得を自動計算します。データ取得が今動いているかは、画面上部のチップ(為替レート/AAPL株価)でいつでも確認できます。
- 為替レート:Frankfurter API(ECB提供・無料・APIキー不要)から自動取得します。信頼性の高い経路です。
- AAPL株価:
/functions/api/stock-price.js(あなたのCloudflare上で動く中継関数)が、正規の無料株価API「Twelve Data」を呼び出します。関数が未デプロイ、またはAPIキー未設定の場合は自動取得ができないため、チップが赤くなり、各入力欄で手入力に切り替えられます。
- 入力データはこの端末のブラウザ内(localStorage)にのみ保存されます。他の端末と共有する場合は「データ管理」からJSONでエクスポート/インポートしてください。
セットアップ手順(AAPL株価の自動取得を有効にする)
為替レートは追加設定なしで自動取得できます。AAPL株価だけ、以下の手順が必要です(規約上クリーンな無料API「Twelve Data」を使うため)。
- Twelve Dataで無料アカウントを作成し、APIキーを取得します(クレジットカード不要)。
- プロジェクトのフォルダ構成を次のようにします(
index.htmlと同じ階層にfunctionsフォルダを置く):
├ index.html
└ functions/
└ api/
└ stock-price.js
- Cloudflare Pagesの管理画面 →対象プロジェクト → Settings → Environment variables で、名前
TWELVE_DATA_API_KEY、値に取得したAPIキーを設定します。
- 再デプロイし、画面上部のチップが緑になるか確認してください。
この手順を行わなくてもアプリ自体は使えます(AAPL株価だけ手入力になります)。
前提としている税務上の取り扱い
- RSU:ベスト日の時価総額(株数×株価×為替レート)の全額を給与所得と認定し、同額を取得費とします。
- ESPP:時価と実際購入価格の差額(割引額)を購入時点の給与所得と認定します。取得費は購入価格ではなく時価総額を使用します。
- 譲渡所得の取得費:RSU・ESPPで取得したAAPL株を合算し、「総平均法に準ずる方法」で計算します。
- 給与所得が既に会社の源泉徴収・年末調整で課税済みの場合、確定申告での二重申告にならないよう源泉徴収票と照合してください。
確定申告書のどこに記入するか
給与所得(RSUベスト・ESPP割引額)
- 確定申告書第一表の「給与」の収入金額・所得金額に、通常の給与(源泉徴収票の金額)と合算して記入します。日本の会社の源泉徴収票にこの金額が含まれていない場合、この分はご自身で上乗せする形になります。
- 支払者欄を書く場合は、勤務先の日本子会社ではなく、株式を発行している海外の親会社の名前を記載します(間違えやすいポイントです)。
譲渡所得(RSU・ESPP売却分)
- まず「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」に、売却ごとの明細を記入します。このツールの列は、その明細書の項目にそのまま対応しています:
銘柄=AAPL/譲渡年月日=売却日/数量=株数/収入金額=売却額/取得費=取得費/差引金額=譲渡所得
- その計算明細書の合計を、確定申告書第三表(分離課税用)の「株式等の譲渡」の収入金額・所得金額欄に転記します。第三表の税額は第一表に転記され、申告書が完成します。
- 海外の証券会社での売却時に現地で税金が源泉徴収されていた場合、外国税額控除(二重課税の調整)が使える可能性があります。該当しそうな場合は確認してみてください。
申告書の様式は年によって欄の番号が変わることがあるため、上記は欄番号ではなく項目名で示しています。国税庁が毎年公開する「確定申告書等の様式・手引き等」でその年の様式を確認しながら進めてください。記入に迷う場合は税務署の相談窓口や税理士への相談もご検討ください。
本ツールは計算補助を目的とした参考ツールです。正式な税額・申告内容は税理士等の専門家にご確認ください。